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一陽来復、平成21年(2009年)己丑(つちのと うし)年の運気をアップするために!?(前編)
Tue.06.01.2009 Posted in 易と人生哲学☆
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一陽来復、平成21年(2009年)己丑(つちのと うし)年を幸運にする過ごし方!-「一陽来復、平成21年(2009年)己丑(つちのと うし)年の運気をアップするために!?(前編)」

平成21年(2009年)の己丑(つちのと うし)年を占ってみる!?―第8回

前回の記事で、剥(はく):山地剥(さんちはく)が中途半端では、その後の復(ふく):地雷復(ちらいふく)へとスムーズには進まない・・・・・・というところまで書きました。それに続いて今回の記事では、剥(はく):山地剥(さんちはく)復(ふく):地雷復(ちらいふく)との関連性について話を進めてまいります。

では、中途半端な状態の剥(はく):山地剥(さんちはく)とは、具体的にどういうものかということです。それを知るために、剥(はく):山地剥(さんちはく)賁(ひ):山火賁(さんかひ)との関連を、改めて確認しておきましょう。


「剥(はく):山地剥(さんちはく)」と、「賁(ひ):山火賁(さんかひ)」の関連性について!


剥ぎ取るとか剥落を意味する卦(易卦)が、
剥(山地剥)剥(はく):山地剥(さんちはく)。そして、剥(はく):山地剥(さんちはく)の前にある卦(易卦)は、
賁(ひ):山火賁(さんかひ)賁(ひ):山火賁(さんかひ)です。賁(ひ):山火賁(さんかひ)が意味するものは、かざる(飾る)と破れるでした。(※詳しくは「平成21年(2009年)の己丑(つちのと うし)年を『易経』で占う!」を参照してください。)


剥(はく):山地剥(さんちはく)の意味と賁(ひ):山火賁(さんかひ)の意味を見ると、剥(はく):山地剥(さんちはく)によって剥ぎ取ったり剥落したりする対象となるのが、賁(ひ):山火賁(さんかひ)が意味しているものなのです。つまり、賁(ひ):山火賁(さんかひ)の象意である、飾りたてたものや、破れの原因となったものが、剥がれ落ちたり、剥ぎ取ったり、あるいは剥ぎ取られたりするということです。


では、剥(はく):山地剥(さんちはく)で、剥がれ落ちる―剥落するものと、剥ぎ取るものと、そして剥ぎ取られるものとの違いは、一体どのようなものなのか?・・・・・・具体的に言うと次のようになります。

まず、「剥落する」ものというのは、時流の変化によって必然的にはがれて落ちることで、自然な力の働きに因るものです。
次に、「剥ぎ取る」ものというのは、自身の意志に因って取り払うということです。
そして、「剥ぎ取られる」ものというのは、自身の意志に反して、他者の力が働いて取り払われるということです。

・・・・・・このように、同じ「剥」という現象であっても、その作用の原因となるものによっては、内容に違いがあるのです。


ここで問題なのが、「剥ぎ取る」ものと「剥ぎ取られる」ものだと思うのです。自然な力の働きに因って「剥落する」場合は、抗いようのない力が働いています。しかし、「剥ぎ取る」場合は力を加減し、「剥ぎ取られる」場合には抗うことができます。そこに、中途半端な状態の剥(はく):山地剥(さんちはく)というものが生まれるのですね。余計なものが残ってしまいます。


これをより具体的に言うと、現在経営危機に直面している米国自動車大手3社、いわゆるビッグスリー(BIG3)と呼ばれるゼネラルモータース(GM)とクライスラーとフォードの姿が象徴的でしょう。公聴会の際に3社トップが専用ジェット機でワシントン入りしたこと。従業員1人あたりの時給が71ドルで、海外メーカーの平均49ドルを大きく上回るのにもかかわらず、賃金カットに抵抗する労組。労も使も剥(はく):山地剥(さんちはく)を拒んでいる状況です。


世界経済を主導して富を集中させてきたアメリカ経済が、それを維持するためにサブプライムローンを始めとする金融商品をばらまいて虚飾を重ねたのが賁(ひ):山火賁(さんかひ)です。それが破綻=破れる局面に至っても、上手く剥がすことが出来ないで行き詰まると、剥(はく):山地剥(さんちはく)が中途半端になってしまいます。


これはアメリカ経済に追従し便乗してきた日本企業の場合も同じですね。樹木の枝葉を落とすように末端の労働者を切り捨てることが剥(はく):山地剥(さんちはく)だと考えているようですが<、実際には根を切っているようなものですし、企業経営という樹木の成長を妨げて悪化させるばかりです。次には害虫巣くう段階に進んで、「木の五衰」を地で行く恐れだってあります。


このように、剥ぐべきものを見極めて、適切な判断を求められるのが剥(はく):山地剥(さんちはく)です。それ故に安岡師は、「愚者は剥に引っかかって坤為地(全陰の掛)に返ってしまう」と説かれているのです。つまり、愚者は坤(こん):坤為地(こんいち)に返って、そこで初めて真の過ちに気付き、坤(こん):坤為地(こんいち)という卦(易卦)の重要さに触れるということです。


そして、ここで登場する坤(こん):坤為地(こんいち)という卦(易卦)、これを常に意識することの重要性が、「愚者は剥に引っかかって坤為地(全陰の掛)に返ってしまう」という言葉の裏に隠されているのです。ならば坤(こん):坤為地(こんいち)の真意というものを知れば、剥(はく):山地剥(さんちはく)の真意も明確になるのですが、坤(こん):坤為地(こんいち)の真意というものは、すべての易卦である六十四卦を知った上でなければ、明確には見えてこないものです。


しかし、ここで一つの記事にまとめることは当然無理です。ですから、ここでは剥(はく):山地剥(さんちはく)の概要を述べるに留めて、次の復(ふく):地雷復(ちらいふく)へと進みます。そこで、剥(はく):山地剥(さんちはく)のまとめとして、剥ぐべきものの見極め方を、この記事の最後に記しておきます。


復(ふく):地雷復(ちらいふく)へとスムーズに進むための、的確な剥(はく):山地剥(さんちはく)の方法、剥ぐべきものの見極め方とは、本当に必要なものだけを選び、過多なものを剥ぐことです。たとえば、単純に人員削減をするのではなく、活かすための方向性を探ることです。


これを「言うは易し、行うは難し」と思わないでください。古びた先入観と偏った価値観を剥ぎ取ることさえ出来れば、自ずと見通しが立ちます。的確な剥(はく):山地剥(さんちはく)の要は、価値観の再構築から始まるのです。もし、価値観の再構築に迷う場合は、私どもにお越しください。お手伝いさせていただきます。(有料ですが


「一陽来復、平成21年(2009年)己丑(つちのと うし)年の運気をアップするために!?」の後編は、近日中(2日以内?)にアップできると思います。再訪問をお待ちいたしております。最後に、この記事が予定より遅れたことをお詫び申し上げます。ごめんなさい。


占い館右京


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Tag: 安岡正篤 占い 平成21年

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